発達障害や精神科にかかったことのある人が保険に入れないことについて

※ここでは発達障害者や精神科にかかったことのある人たちの事故発生率や保険金支払い比率が健常者に比べて優位に高い事実があることを前提にしています。
 
 
発達障害向けの生命保険じゃないと生命保険や住宅ローンが組めないというのを聞いて、少しのショックと、まぁそうだろうなという納得感を私は得ました。
 
例えば、ADHD 児の事故遭遇率は健常児に対して約3倍高いこと や、思春期に入ると薬物濫用に陥りやすい傾向が強いことや、うつ病発症 や自殺経験が多くなること、あるいは刑事司法制度に抵触する可能性は、健 常児に比べ約5倍も高くなる、などの報告がある。
 
 
確かに普通の人に対してお金を払うよりも払うよりも確率がでかいのでそうなるでしょうと思いました。
合理的に考えるとですね、 発達障害だから差別されているっていうわけではなく、これは区別されていると考えるべきです。
確率が優位に違うならば、それは保険屋さんにとっても分ける必要のある事柄なのです。
保険屋さんは定期的にお金を取り上げてどれだけ払わないように自分を優位に立たせるかを考えているのです。
それが経済の基本で、とても資本主義的な考え方です。
 
発達障害だけではなく、他の精神的な病気にかかっている場合、肉体的障害にかかっている場合も、どちらの場合も綺麗に区別されています。
そこに人権差別的な意味合いは一切なく、売り上げやリスクをすべて見ているのです。
 
それに、優位に事故の発生確率の違う発達障害が健常者の枠で入っているならば 、健常者に負担をかけているともいえるわけです。
そしてそれを配慮と呼ぶか、優遇と呼ぶのかについては私には決められません。
 
であるならば、それを優遇として処理をしてきちんと区分けする区別することをする保険屋さんは誠に誠実だと私は思います。
 
また、健常者よりも額が多くても障害者用にきちんと保険を用意してくれていないならば、それは差別といえるかもしれませんが……。
 
商売というのはリスクとリターンをきちんと見据えた上で、黒字にしていかなければいけません。
社会貢献的としてという綺麗事で、リスクの高く赤字収益の大きい投資をしたところで、企業にメリットはとても少ないのですから仕方がないことなのなのだなと思いました。